S7使用構築 アブリボンカバ剣 [最高2065最終2014]
こんにちは.
コーエツです.S7お疲れ様でした.
S5以来にレート2000を達成することができました.2100を目指して頑張りましたが,力及ばず届きませんでした.しかし,7世代最高レートを2065に更新することができて非常に嬉しいです.同じ構築を使用したサブロムは2033でした.
S7で使用した構築について紹介します.構築としての完成度はまだまだで,構築記事というよりも,使用構築の感想です.
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[コンセプト]
PTのコンセプトは「アブリボンで素早さのサポートを行い,本来の不利対面を有利対面に変えて対戦を有利に運ぶ」です.
S7では,Sが高く,全抜き性能のあるアーゴヨンの登場によって,アーゴヨンよりもSの高いゲッコウガが増加し,それに伴いカプコケコやポリゴン2も増加したように感じました.そこで,アーゴヨンやゲッコウガ,カプコケコを使用する相手が構築作成段階では想定していないであろう高速アタッカーのSを下げるのが有効ではないかと考え,アブリボンのねばねばネットで不利対面を有利対面に変える手段をとりました.
[ポケモンの採用経緯]
ねばねばネット役として,補助技が豊富でSの高いアブリボンを採用.その後,ステロと起点づくり役にカバルドン,全抜きエースとしてミミッキュに強く,Sランク-1の相手には制圧力が高いカミツルギを採用.
この3体ではマンダ・ガルドに対処ができないので,カバリザでも戦えるようにリザY,タイプ相性がマンダ・ガルドに有利で積み技のあるバンギラス,最後は,守る・身代わりを警戒してPTで重い,メガマンダを引かせず,氷のつぶてで削れるメガオニゴーリを採用.
[個別紹介]
実数値(努力値)
リザードン@Yメガ石 もうか→日照り
179(204)-93-111(100)-150(60)-106(4)-138(140) ※メガ前
耐久に厚いリザY.HBは陽気メガマンダの捨て身耐え.Sはランク-1の最速135族抜き.対面性能が高く,地震を持たせることでドランやウツロイドの処理が楽だった.雑に使って強い暴力ポケモン.
カバルドン@メンタルハーブ すなおこし
215(252)-133(4)-139(4)-x-129(204)-73(44)
起点づくりカバルドン.HDは臆病リザyのオバヒ耐え.残りS.
挑発ギャラや挑発コケコ相手でも仕事をできるようにメンタルハーブを持たせた.アブリボンでねばねばネットを撒いた後では,オボンカバでステロからあくびループをするよりも確実にステロかあくびをできる方が使い勝手が良かった.守るは,ランドロスのトンボによるあくびループの脱出の妨害やアブリボンで襷まで削ったガッサやゲッコウガを砂ダメで無償で突破できるように採用した.メンハカバはつえーよ.
アブリボン@襷 りんぷん
135-x-80-147(252)-91(4)-193(252)
本構築の要のS操作役.飾りではない.選出率は一番高い.
カバリザの呼ぶ初手水Zゲッコウガに強く,ほとんどの対戦で仕事をしてくれた功労者.特性りんぷんにより,初手で出てくる起点づくり要因のランドロスの岩石封じを無視して,上から2回行動できるのが優秀.ギャラドスやHDマンダが対面で竜舞をしてくることが多かったが,追い風としびれごなで起点になることは回避できた.ムンフォの火力はそこそこある.
カミツルギ@格闘Z ビーストブースト
135-233(252)-151-x-51-177(252)
リーフブレード 恩返し 聖なる剣 剣の舞
本構築のエース.ミミッキュに強い全抜きエースは頼りになる.
ねばねばネットにより,カプコケコ,ゲッコウガ,アーゴヨンの上から叩けるようになり,メガバシャの加速やスカーフガブ,スカーフテテフにも強い.恩返しは,ステロ込みでリザやボルトロスを落とせるように採用.格闘Zなのは,ビーストブーストや剣舞前でもヒードランやナットレイを処理できるようにし,削れたテッカグヤをごり押せるようにするため.
マンダやガルドにあまりに無力なのが残念.
バンギラス@岩Z すなおこし
175-186(252)-130-x-121(4)-124(252)
マンダガルド強い枠.
竜舞岩Zの火力による突破性能や起点なしでも無理やり舞える耐久力は頼りになった.採用理由であるマンダガルドには強かったが,マンダガルドカバルドンと並べられるとカバに対して強くなく,サイクルで後手に回ってしまうことが多かった.エッジの威力は0なのでZで使おう!
155-132(252)-90-101(4)-100-145(252) ※メガ前
PTの変な枠.
ねばねばネットによるムラっ気守る・身代わり型に見えるがメガ枠.ムラっ気考慮で相手が悠長に交代ができないが強み.例えば,HPの削れたメガボーマンダがゴーリの身代わりを嫌って交代せず,上から殴りにくるところに氷のつぶてで構築で重いメガボーマンダを処理できるのが強かった.
メガ前にムラっ気でない理由は,ねばねばネットによってSのサポートをしたときに限ってAやSダウンを引いてて負けることが多かったため.ムラっ気ゴーリの方が強いとか言わないで:;
[所感]
Sの操作により有利対面を増やすというコンセプトのもと組んだ今回の構築は使用していて面白かったですが,コンセプトに依存してしまい,選出の柔軟性が足りなかったと思います.選出段階で「これは勝てる.」,「これは無理」ということが非常に多く,ここら辺が大きな欠陥だと感じました.
[最後に]
今までは2000で満足していて,2000から潜るだけですごい緊張していましたが,S7は2100を目指して潜って2000以上のレート帯で多くの対戦数をこなせたのが大きな収穫でした.いつか2100到達できるように精進します!
ここまで読んでいただきありがとうございました.