S6使用構築「バシャニンフラティのバトンリレー」最高1970
こんにちは.
コーエツです.
S6お疲れ様でした.SM最終シーズンということでいつも以上に気合いを入れてレートをしていましたが結果は振るいませんでした.1900帯をうろついてはレートを溶かして,構築を新たにしてまた1900帯へということを繰り返していた中で,おそらく一番勝てた構築を記事にします.
使用したのは以下の構築です.
バシャーモからバトンをニンフィア・ラティアスとつなぐのが主な戦術です.
[個別紹介]
ニンフィア@ノーマルZ
※実数値(努力値)
201(244)-x-116(164)-131(4)-151(4)-92(92) 図太い
ハイパーボイス・身代わり・バトンタッチ・瞑想
絵は神絵師しらす氏の作品.私のツイッターアイコンにもなっています.
トレーナーを見つめながらノールックでハイパーボイスをぶっ放すお茶目なところがとってもかわいいです.
本構築のマスコットでバシャからのバトンを受けるポケモン.挑発対策でZを持たせた.ラティがバシャバトンのタイミングで毒や麻痺の状態異常を受けることを避けたかったので中継役として採用.身代わりは状態以上技の回避や,鋼タイプに対して身代わりを盾に馬車にバトンを戻したり,ラティにつなげたりと便利だった.ただ,ビルドバトンがないと起点にできるポケモンはほとんどおらず,7世代で使われない理由が分かった.
ラティアス@メガ石
187(252)-x-135(196)-130(0)-150(0)-151(60) ※メガ前 臆病
アシストパワー・瞑想・身代わり・羽休め
詰ませ性能の高いポケモン.鋼タイプをごり押しするために,サイコショックではなくアシストパワーを採用.SとBが上がった状態ではほとんどのポケモンを起点にすることができた.ただ,ミミッキュや悪タイプに弱い.
カグヤとの補完の相性が良く,メガ前でも十分に耐久と耐性があるため,サイクルで相手を削ってメガギャラで全抜きを狙えた.
正直この技構成と調整は強くないが,アシストパワーの爽快感が好きで使い続けてしまった.
バシャーモ@シュカのみ
187(252)-140(0)-90(0)-x-91(4)-145(252) 陽気
鬼火・ビルドアップ・守る・バトンタッチ
守って鬼火してビルドバトンするバシャーモ.鬼火とビルドを両立することでランドロスやギャラドス・後投げのマンダすら起点にできたのは強かった.攻撃技が欲しいと思う場面もあったが,鬼火とビルドの両立の方が強いと感じる場面の方が多かった.バトンを抜きにしてもレヒレ以外のバシャを受けに来るマンダやカバルドン,ランドロス,ギャラドスに鬼火を入れるだけで強く,メガギャラサポートとしても優秀.
テッカグヤ@マゴのみ
204(252)-108(0)-152(124)-128(4)-132(84)-87(44) 図太い
宿り木の種・ヘビーボンバー・火炎放射・めざ氷
ミミッキュ・メガボーマンダ対策.身代わりか守るが欲しい場面もあったが,ヘビーボンバーだけではマンダの起点にされる場合があるのでめざパを採用.電気と炎に気を付けて雑に宿り木をしていれるのが強かった.
ギャラドス@メガ石
171(4)-177(252)-99(0)-x-120(0)-146(252) ※メガ前 陽気
竜舞・アイアンヘッド・かみ砕く・挑発
裏のエース.メガギャラのストッパーとしてABミミッキュを後投げされることが多かったので,アイアンヘッドを採用(H151B124ミミッキュを確定1発).
アイアンヘッドはカプ・ブルルやカプ・テテフに抜群をとれたり,カプ・レヒレやアシレーヌといったメガギャラの止まるポケモンに対しても滝登りよりも少ない回数の怯みで無理やり突破できるので便利だった.
他の技は,テッカグヤとカバルドン対策で挑発,PTでよぶメガメタグロスやギルガルドへの打点を考えてかみ砕くを採用.
ミミッキュ@レッドカード
131(4)-142(252)-100(0)-x-125(0)-162(252) 陽気
じゃれつく・いたみわけ・呪い・身代わり
いつも使ってるバトンパ,ゴーリ対策.イーブイバトンパに関してはこのポケモンのおかげで無敗.他にも馬車やペンドラーの影分身バトンに対しても安定して活躍してくれた.また,レットカードで無理やり後続を見ることができ,身代わり・呪い・いたみわけで雑に相手を削ることもできるので,バトンパ対策だけでなく活躍してくれた.
[基本選出]
・相手にミミッキュ,悪タイプがいない場合はバシャ・ニンフ・ラティのバトン選出.
・相手にミミッキュがいる場合は,メガギャラ選出.
ほとんどの場合がバシャ,非メガのラティ,テッカグヤ,ミミッキュで相手を削った後,メガギャラで突破する選出をしていた.
[おわりに]
強い戦術とやりたい戦術のズレというものを感じることができたので,USMではやりたい戦術を強くしてリベンジしたいです.ここまで読んでくださってありがとうございました.
Zなしカバリザ[最高最終2001]
こんにちは,コーエツです.
S5お疲れ様でした.
今シーズンは.練りに練ったクチート軸がまったく振るわず,並行して潜っていたBOXにいた強そうなポケモンを適当に突っ込んだ構築で2000に乗ることができました.
ですので,大した考察は書けませんが,どういうところが強かったや使いやすかった等の所感をまとめました.
使用したのは以下の6体になります.
[個別紹介]
カバルドン@マゴのみ すなおこし
腕白HB
地震・氷の牙・あくび・なまける
物理受けのカバルドン.リザードンに飛んでくる物理技・電気技を受けるのがお仕事.
氷の牙は身代わり持ちのマンダやランドロスの起点にならないように採用.
メガバシャのフレドラにあと投げした際に,マゴのみがあるとなまける必要がなく,地震やあくびを選択できるので使いやすかった.
活躍はしてくれたものの,氷の牙外しで2000チャレに3度も失敗した戦犯でもある.
リザードン@Yメガ石 日照り
臆病CS
火力お化け.物理方面に堅いリザードンも多かったようだが、物理技を受けるのはカバルドンに一任しているので、メガガルーラや加速前のメガバシャーモと同速対決できるように最速とした.
リザードンに後出しされるウツロイドやヒードランを倒して一気に試合を優位にするため地震を採用.ヒードランは確一取れません.
図太いHB
イカサマ・ちょうはつ・どくどく・月の光
リザの裏に用意した物理受け要員その二.
ねがいごとではなく月の光を採用した理由は ,日照りでの回復量アップの恩恵と守るよりもちょうはつを採用したかったため.月の光はカバルドンとアンチシナジーだが,基本的にと同時選出はしないため、困ることはなかった.
メタグロスを安定して相手できるのとポリゴン2などの低速耐久型に対して強いので信頼できた.
ミミッキュ@レッドカード 化けの皮
陽気AS
剣の舞・じゃれつく・ちょうはつ・みちづれ
イーブイバトンやポリZなどの明らかな積み構築には,起点を作らせないようにするよりも積ませてからレッドカードで退場させた方が楽に勝てるため,明らかな積み展開に強い型にして採用.
オニゴーリに対してもラス一でない場合は剣の舞が安定択となる.
選出はイーブイバトン時にしかしなかったが,選出画面で無視できないポケモンであることも考えると必要な枠.
キノガッサ@オボンのみ テクニシャン
腕白HBS
マッハパンチ・種マシンガン・キノコの胞子・剣の舞
所謂テンガッサ.ガルーラやガブリアス等の等倍物理であればキノコの胞子から無理やり剣の舞の起点にできるのが強かった.また,悠長に居座るナットレイの前で剣の舞を詰んで裏ごと崩壊させるのが気分爽快.ガッサ対面も強いのも使いやすかったが,襷岩石封じ搭載型と違って飛行タイプにはあまりにも無力.
メタグロス@メガ石 堅い爪
陽気HBAS
HB:A特化ランドロスの地震やA183ガブの地震+サメ肌耐え
S:最速 残りA
命中安定とアイアンヘッドの3割怯み.また、優れた耐性と耐久、火力でクチートは違ってメチャクチャ安心感のある鋼枠.強いのひとことに限る.
[基本選出]
基本的にはメガ枠で相手に負担をかけて,カバルドンまたはブラッキーでメガ枠のつらいところをケアしつつ,キノガッサで隙があれば起点にする.
キノガッサの突破できる範囲が狭いのとPTでZ技が余っているので積み構築用ミミッキュをZミミッキュにしてもよかったかもしれない.
また,ゲッコウガやカプコケコといったS110族以上の高速特殊アタッカーに対しては弱かったため、ここら辺は改善したい.
[終わりに]
最終日に6時間ほど1900と2000の間をうろついていたのですが,簡単に勝ち負けが決まる対戦がほとんどなく,最後の最後まで勝敗が分からない面白い対戦ができ,改めてポケモンって面白いと思いました.対戦してくださった方々,ありがとうございました.
ここまでお読みいただきありがとうございました.S6も楽しんで頑張ります.
バンドリ偽装バシャバトン[S2 2000達成]
初めまして,コーエツと申します.
今回,サンムーンで初めてレート2000に到達することのできたPTを記録しておこうと思い,構築記事を書くこととしました.初投稿で至らぬ点が多いとは思いますがご容赦お願いします.
使用したのは以下の6体になります.砂かきドリュウズを偽装したバトン軸のPTです.
[個別紹介]
バンギラス@いわZ すなおこし
175-204-131-147-120-72 勇敢(A252 B4 C252)
噛み砕く・ストーンエッジ・火炎放射・冷凍ビーム
砂パ偽装要員その1.カバルドンでは無い理由はバトン先の候補にするため.
ビルドバトンを前提としているため、耐久よりも技範囲と火力を優先しAC振りとした.先制技に弱いため選出は機会は少なかったが,両刀にしたことで受けループを崩し易く,受けループ相手に活躍した.
ドリュウズ@気合いの襷 型破り
185-187-81-x-85-154 陽気(A252 B4 S252)
砂パ偽装要員その2兼ステロ撒き係り.全抜きの弊害となる頑丈や襷を潰すのが役割.
バンドリマンダに対して初手にフェアリーZミミッキュが来ることが多いと考え,そこに型破りドリュウズを合わせることでアドを取れることが多かった.また,バシャに仕事をさせないスカーフテテフの牽制に役立っていたと感じた.
171-148-150-172-110-189 臆病(H4 C252 S252)
ハイパーボイス・からげんき・流星群・羽休め
バンドリといえばマンダという理由で採用.バンドリのよぶHBカバルドンをハイボで確2.バシャのバトン先に鬼火や熱湯を打たれることを予想し,からげんきを採用したが,役に立つ場面は無かった.バトンなしでもレヒレとサイクルを回して勝つことが多かった.
バシャーモ@シュカの実 加速
187-140-90-x-91-145 陽気(H252 D4 S252)
守る・フレアドライブ・ビルドアップ・バトンタッチ
バトン役.地面タイプでもビルドの起点にできるようにシュカの実を持たせた.
活躍したが特筆することはない.
化身ボルトロス@オボン 悪戯心
184-x-128-146-102-136 図太い(H236 B220 C4 D12 S36 )
10万ボルト・目覚めるパワー(氷)・気合球・悪巧み
バトン先のエース.本来,でんきZを持たせて,悪戯心による先制Z充電でD2段階上昇と次の電気技の威力2倍という戦法で使用していたため,霊獣ではなくて化身.しかし,全抜き性能が無かったため,オボン悪巧み型に変更.型を変更後も化身で採用した理由は,選出画面でバシャと霊獣が並ぶとバトンが警戒され易いと考えたため.
カプ・レヒレ@食べ残し ミストメイカー
177-x-178-116-151-110 図太い(H252 B212 C4 D4 S36)
波乗り・ムーンフォース・挑発・瞑想
バンドリのよぶカバルドンに強い枠.ミストメイカーと挑発でカバルドンに仕事をさせず,瞑想の起点にできるのが強かった.また,バトン先は上から瞑想を積んだり,挑発を打てたりできるが,やや火力が足りない場面が多かった.マンダとの相性がいいため,サイクル戦でも活躍できた.
[PTの使用感]
偽装のおかげか,相手の選出がバトンよりもバンドリマンダを警戒していることが多く,バトンを決めてイージーWinできることが多かった.しかし,選出画面時にどのバトン先を選ぶかやステロは必要かどうか,また,吠えるや呪いを警戒してマンダレヒレのサイクルで勝負するかどうかなどの判断が難しかった.選択肢が多い分,勝ち筋が相手の選出に大きく左右され易い点は改善すべきだと思った.
[終わりに]
構築記事を書くことにより構築を見直す良い機会になりました.
今後はもう少し精進したいと思います.